武川町、国指定文化財 天然記念物 神代桜
武川町、国指定文化財 天然記念物 神代桜 武川村には大武川を境として左岸に舞鶴松、右岸には神代桜がある。この松と桜はいずれも日本一という折紙付きの天然記念物として、今日あるのは、武川村の自然環境がいかに良いかを物語っているといえよう。 山高実相寺の神代桜(大正十一年十月十二日指定)...
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大萱のお姫さま(八の宮の祝神)北杜市武川町 口碑・伝説 『武川村誌』一部加筆 御門の勘気にふれ、後陽成天皇の第八皇子に良純法親王という方がおられた。この皇子を八の宮ともいった。この八の宮が都落ちしてきて、数人の家来と大萱の下に住み、家来と一緒に田や畑をつくり、十四、五年住みついていた。その住居あとには、家来の墓も残っている。子孫は柳沢へ行って落ち着いたという。...
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十三夜のお月さん 北杜市武川町 口碑・伝説 『武川村誌』一部加筆 昔、柳沢に小池くまさんと、小池いまさんという老婆がいた。この人たちは、旧暦の一月十三日のお月さんが西にそびゆる駒ヶ岳の北隣り、鞍掛山に没する場所によって、その年の豊凶を占うという珍しい信仰者であった。...
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丑の刻詣り 山高 北杜市武川町 口碑・伝説 『武川村誌』一部加筆山高の豪族山高氏が、武田信玄に従い信濃の河中嶋合戦に参加したころ、出陣するときには、まず村内から穀を徴発して兵糧の用意をした。 そして氏神、唐土大明神の境内で徴発した穀でお粥を煮て神に供え、また将士も共に食べて武運長久を祈った。さらに握り飯を作って兵糧として戦に臨んだ。ちょうどその時刻が丑の刻であったという。...
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幸燈(こうとう)神社 唐土(からど)大明神) 山高『武川村誌』一部加筆 天照大神の御妹にワカヒルメノミコトといって、女神であるが非常に勇ましい神様がおられた。ある日機屋で機を織っておいでになった。傍に天照大神(アマテラスオオカミ)が、これをご覧になっておられた。...
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