甲斐駒ヶ岳開山の真実 藤森栄一氏の著書から
甲斐駒ヶ岳開山 甲斐駒ヶ岳の二人南アルブスの北端に響える鋭峰甲斐駒ケ岳開山に秘められた伝説と史実『歴史読本』「歴史の旅 特集 ふるさとの山河」昭和44年8月号 藤森栄一氏著 一部加筆 甲斐駒ヶ岳開山 甲斐駒ヶ岳の二人南アルブスの北端に響える鋭峰甲斐駒ケ岳開山に秘められた伝説と史実『歴史読本』「歴史の旅 特集 ふるさとの山河」昭和44年8月号 藤森栄一氏著 一部加筆【著者の紹介】 藤森栄一-...
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甲斐駒ヶ岳 は文化13年(1816)以前に開山されていた。資料 『甲斐名勝志』 萩原元克編 天明三年(1783)一部加筆信濃・高遠領の境なり。往昔名馬出しと言伝えあり。高遠にては前嶽という。嶺に数千仞の巌あり、それを廻り絶頂に到る。十歩ばかりの平地あり、石佛の観音一体あり、この西に木賊(とくさ)川と云って高遠に流れるが川がある。風土記に巨麻郡西限二木賊川一というは是なり。また甲斐に流れる川は釜無川と云う。
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甲斐の白嶺(しらね)『甲斐名勝志』 萩原元克編 天明三年(1783)一部加筆 「かひがね」とも、「かひのしらね」という名所なり。此山四時雪有り、駿河の国大井川の源は此山中より出る。 古今 よみ人しらすかひかねをさやにもみしかけゝれなくよこほりふせるさやの中山同 和泉式部甲斐かねをねこし山こしふく風を人にもかもやことつてやらん後拾遺 紀伊式部何方とかひのしらねはしらねとも...
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南アルブスの先縦者 近代的登山時代百瀬舜太郎『現在登山全集』「北岳 甲斐駒 赤石」昭和36年 創元新社刊(一部加筆) 南アルブスではその地形から、スキーやザイルを使用した登山、あるいはガイドレスといった形式は北アルプスに比較してややおくれていた。...
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南アルブスの先縦者 明治・大正時代百瀬舜太郎『現在登山全集』「北岳 甲斐駒 赤石」 昭和36年 創元新社刊(一部加筆) 明治の新思潮は、単独でも実行しうる、極めて自由な運動として登山の気風を発生させた。...
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甲斐駒ケ岳開山 田中英雄氏著 駒ケ嶽開山(こまがたけかいざん)駒ヶ岳は小尾親子の執念と、山田家当主たちの理解があって開かれた 「石仏探訪」甲斐駒嶽信仰と下総の文書に見る石仏建立願い 田中英雄氏著...
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