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芭蕉書簡、素堂関連記事
芭蕉書簡、素堂関連記事『芭蕉年譜大成』今栄蔵氏著 一部加筆 この文面を見ると素堂と芭蕉の立場が理解できる内容となっている。 天和元年(1681)七月二四日、東下中の大垣俳人谷木因らと連句の合を催す 〔素堂宅訪問の打ち合わせ〕...
View Article素堂の事 元禄七年三月七日付 曾良宛て依水書簡
素堂の事 元禄七年三月七日付 曾良宛て依水書簡『芭蕉年譜大成』今栄蔵氏著 一部加筆 三月二日、依水ら四、五人同伴で上野の花見に赴き、酔余、「野々宮」「熊坂」を謡い、且つ句あり 明日の日をいかが暮さん花の山 芭蕉 (依水書簡) 上野の花見にまかりしに、人々幕打ちさわぎ、物の音小歌の声さまざまなりける傍らの松陰を頼みて 四つ五器のそろはぬ花見心哉...
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素堂消息 その富士や五月晦日一里の旅元禄六年5月二十九日 六吟歌仙その富士や五月晦日一里の旅 素堂茄子小角豆も己が色知る 露沾鷹の子の雲雀に爪のかたまりて 芭蕉(以下略)
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▼芭蕉書簡、羅月宛書簡夏花集豚筆書跋は御仰候共、名前次第之跡書直し可申と存候へ共、其儘と有之いずれにも近日書添へ可仕候まゝ、まずまず御まち可被下候。一、素堂主に別書申上候まゝ是もきぬせつ下され、書冩之事被仰越候へば、ちかき内□□(ママ)又々□□(ママ)此通に御座候朝顔は酒盛知らぬさかり哉羅月様 はせを
View Article素堂消息 元禄六年五月四日付 許六宛て芭蕉書簡
素堂消息 元禄六年五月四日付 許六宛て芭蕉書簡『芭蕉年譜大成』今栄蔵氏著 一部加筆 五月四日帰藩直前の許六宛に離別の挨拶状を送る。去秋入門以来の許六の熱意と力量を賞し、京去来との交流を勧め、一日の行き違いを詫び、許六蒐集中の蕉門俳人の絵色紙にも言及、杉風娘の縁組みの用に依頼中の許六の絵などについても頼む。...
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