Quantcast
Channel: 北杜市ふるさと歴史文学資料館 山口素堂資料室
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3088

世界一の皇統と天皇の在位記録

$
0
0

世界一の皇統と天皇の在位記録

『歴史と旅』「特集日本史の謎50選」昭和53年6月号
 今上天皇は、第一代の神武天皇から数えて百二十四代目で、神武天皇の在位期間は西暦前六六〇年から五八一年とされている。
イランの前国王ムハマッド・リザ・シャー・パーレビイは、西暦前五五九年から五二九年まで統治したキルス大王の後裔といわれているから、もし『記紀』の記録信じるとするならば、わが国の皇統は世界一ということにな
る。ちなみに、神武の在位は西暦前四〇年から一〇年ぐらいまでとする説もある。在位最長記録も、『記紀』によると第九代開化天皇の百十一年間、第六代孝安天皇の百一年間ということになるが、記録的に確かという点になると、やはり今上天皇の五十九年が最長レコードである。一方、最短記録は第八十五代の仲恭天皇で、承久三年(一二二一)この四月二十日から七月九日までのたった七十七日間。これは承久の乱に敗れて、鎌倉幕府に退位をせまられたためである。(皇代記・大日本史)
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3088

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>