甲斐史 御牧・国司等 後朱雀天皇 在位(1036~1045)
長暦1年 1037 11月18日
◎甲斐守 藤原永職の母が、寄宿先火事にあい焼死。行親記
長暦2年 1038 1月22日
秩父御馬 駒牽、武蔵国秩父牧御馬。前年分。樗嚢抄
長暦2年 1038 8月17日
信濃御馬 駒牽、信濃国勅旨諸牧御馬。樗嚢抄
長暦2年 1038 12月1日
駒牽 (略)三廻之後、令騎乗之、太奇怪事也。雨儀、不廻庭中不騎事也。太意違失也。云々。春記
長暦3年 1039 12月27日
真・衣御馬 駒牽、真衣野・穂坂牧 60疋 樗嚢抄
長久1年 1040 1月25日
◎甲斐守 藤原隆経。九条家本春記
長久1年 1040 8月17日
隆経朝臣 後拾遺和歌集 紀伊式部
隆経朝臣甲斐守にて侍りける時たよりにつけてつけはしける
いづ方と甲斐の白根はしらねども 雪ふるごとに思ひこそやれ
信濃御馬 駒牽、信濃国勅旨諸牧御馬。春記
長久1年 1040 11月2日
望月御馬 信濃国望月牧御馬。御馬逗留の解文を提出。 樗嚢抄
長久2年 1041 1月1日
藤原公任 死去。著作『北山抄』に甲斐勅旨御馬の事、記載。北山抄
長久3年 1042 2月7日
真衣野御馬 駒牽、望月牧御馬と共に牽く。樗嚢抄
寛徳1年 1044 8月21日
信濃御馬 駒牽、信濃国勅旨諸牧御馬。樗嚢抄