注…真衣郷の歌 (『甲斐国志』巻之四十八 古蹟部第十一)
和歌に御真衣野原と詠みたるは是なり
● みまきのはら(夫木集未考 御牧原か或云甲斐)
よみ人しらす
名に高き木曾のかけはし引わたし み牧の原やこひしかるらん
● まきの里(夫木集に云山城)よみ人しらす
布さらすまきの里ともみゆるかな 卯の花さけるかきねかきは
梁塵秘抄(三六一)
甲斐の国より罷り出でて 信濃の御坂をくれくれと はるばると
鳥の子にしもあらねども 産毛も変らで帰れとや
『為和卿集』『為和卿集』類従群集。巻第二百四十二
和歌に御真衣野原と詠みたるは是なり
● みまきのはら(夫木集未考 御牧原か或云甲斐)
よみ人しらす
名に高き木曾のかけはし引わたし み牧の原やこひしかるらん
● まきの里(夫木集に云山城)よみ人しらす
布さらすまきの里ともみゆるかな 卯の花さけるかきねかきは
梁塵秘抄(三六一)
甲斐の国より罷り出でて 信濃の御坂をくれくれと はるばると
鳥の子にしもあらねども 産毛も変らで帰れとや
『為和卿集』『為和卿集』類従群集。巻第二百四十二