$ 0 0 山口素堂 『そこの花』浪花編。句文 素堂60才 元禄十四年(1701) 『そこの花』浪花編。 粟津がはらにて奮友はせをが墓をたずねしに、 志賀の花湖の水それながら 江戸素堂 むかひに志賀の山、前に湖水あり、それはたぶさにかけるたていとかかり、三世の仏に花奉る。また一休の詠に 山城の瓜や茄子もそのままにたむけになすぞ鴨川の水も 此二首にすがりていふ。