☆素堂と兵庫・播磨
〇 神戸市兵庫区辺り、平の清盛が治承四年京都より都を移したが、半年で元の京都に戻った。
《素堂》
福原にて
菜畠の爰が左近のさくらかよ
○ 播磨 兵庫県西部の旧国名
《素堂》
播磨めぐわせし頃唱句
牛行花緩々
尚 牡丹花をになひて
遅き日やしかまのかち路牛で行
○飾磨 (しかま)姫路市飾磨区古来瀬戸内の要港、藍布の産地であった。
○書写寺 姫路市の北方に市の西側を流れる夢前川を挟んで在る山で、中国山地の末端にある標高三百六十米余りの丘陵に書写寺が在る。
書写寺へ詣しに、弁慶法師の手習せし所とて其ほとりに、弁慶水ハ是之
老人の教へける。
弁慶の面影白し花の雪