$ 0 0 俳諧余話〕『一話一言』巻の十三―大田南畝著。芭蕉翁の事 芭蕉庵桃青、幼名は松尾金作、後甚七郎と改、藤堂和泉守家来也。目白臺下上水堀割の時、甚七郎其事をつかさどりしとぞ、其後日光御普請の事をつかさどりし時、何やらんあやまちありて 云々 〖三物〗 漆せぬ琴や作らぬ菊の友 素堂 葱の笛ふく秋風の薗(えん) 芭蕉 鮎よはく籠の目潜(くぐ)る水落ちて 沾圃