$ 0 0 素堂 『葛の松原』俳論書。発句一入集。元禄五年(前年)五月十五日奥 此わすれながるゝ年の淀ならむ (素堂) 名月や池をめぐりて夜もすがら (芭蕉) 必とする事なきは、素堂亭の年忘れにして、固とせざるは芭蕉庵の月見なるべし。云々