神代桜歌碑
大正9年(1920)6月
中巨摩郡落合村 藍玉商 浅野長右衛門
碑身 正面
去る明治廿三年亘令の催しにて近在紺屋四十五人を招き花見をせし時に詠める歌なるを其の席に在りし武川村村長長坂勘兵衛翁と今の紺屋青木教高氏ととの周旋にて茲に記念として之を建つ
<読み下し>
神代桜を見てよめる
名にしおふミのりの寺の桜花
老いも若きと八千代おもへば、
催せしわれもよ路こひ人々の
こころも花もそろい開け里
三十日にも月夜と思ふ桜かな
大正九年六月
七十七翁 喜翁
武川村誌 資料編より