○仁寿1年(851)1月11日【『文実』・『古今』】
◆甲斐守…小野貞樹。補任。
○仁寿2年(852)2月22日【『三格』】
◆甲斐目…小野貞樹。在任。小野貞樹の解により、目一員が増員。
…太政官符…応(まさ)に甲斐国に目一員を加え置くべきの事。
…右彼の国守従五位下小野朝臣貞樹の解を得るにいわく、周防・阿波等の上国皆大小の目あり。しかるに此の国に至りては唯一人を置く。衆務斯れ多く、事に従うの人少なし。望み請らくは、彼の両国に準え件の官員を加えむことを。慎みて官裁を請うてへれば、右大臣宜す。勅を奉るに、請によれ。
○仁寿3年(853)10月16日【『古今和歌集』】
◆甲斐守…小野貞樹。従五位下。補任。
…かひのかみに侍ける時京へまかりのぼりける人につかはしけりををのゝさだき
◆甲斐守…小野貞樹。補任。
○仁寿2年(852)2月22日【『三格』】
◆甲斐目…小野貞樹。在任。小野貞樹の解により、目一員が増員。
…太政官符…応(まさ)に甲斐国に目一員を加え置くべきの事。
…右彼の国守従五位下小野朝臣貞樹の解を得るにいわく、周防・阿波等の上国皆大小の目あり。しかるに此の国に至りては唯一人を置く。衆務斯れ多く、事に従うの人少なし。望み請らくは、彼の両国に準え件の官員を加えむことを。慎みて官裁を請うてへれば、右大臣宜す。勅を奉るに、請によれ。
○仁寿3年(853)10月16日【『古今和歌集』】
◆甲斐守…小野貞樹。従五位下。補任。
…かひのかみに侍ける時京へまかりのぼりける人につかはしけりををのゝさだき
……都人いかにととはゝ山たかみはれぬ雲井にわぶろこたえよ
《参考》小野貞樹、貞観二年(860)に肥後守になる。
○斉衡2年(855)1月7日【『文徳実録』】
◆甲斐守…小野貞樹。従五位下。在任。
《参考》小野貞樹、貞観二年(860)に肥後守になる。
○斉衡2年(855)1月7日【『文徳実録』】
◆甲斐守…小野貞樹。従五位下。在任。