$ 0 0 〔参考資料〕素堂の詩 『俳諧二百年史』 素堂を以て一廉の詩文に精通せるものゝ如く云へるのは、甚だ以て解すべからざる所なりとす、素堂の詩文の如きは随分と迷惑なものにして、精通とか巧妙とかうふべき程のものにあらざるを、芭蕉が之を以て精通云々せるは、悪く之は解釈する時は彼は素堂に限らず敢て何人に對しても阿諛せりと認むる能はざるを以て、然らば盲従せしものか如何。