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南アルプスエコパーク 資料 白州町の神社 天神宮社

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南アルプスエコパーク 資料 白州町の神社 天神宮社

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祭神名
 菅原道真公
鎮座地
 北巨摩郡白州町白須竹宇二七八六番地
例祭日
 四月十七日
御由緒
 万寿年中(102427)勧請したと伝えられる。所蔵版札に、大樹殿下内大臣正二位家斉公の御代、当社天満宮祭神菅原道真公を祭祀する。曰く文亀年中(150103)或る人北野聖廟より奉祀するという。奉造立御神殿為武運悠也久御再興者寛政四子(1792)霜月九日、大工始明年御棟上、同六年甲寅春二月二十四日夜御遷座、神主石田美濃守(白須若宮神社神主)藤原義実之代云々。
 古来より六月十四日夜から十五日に至り北野聖廟に倣い祇園祭を斎行する。
 
境内神社 
 八坂社、戸隠社、蚕玉社、外十二社
社殿及建造物
 本殿、拝殿、渡り廊下、鳥居、石燈籠、石狛犬
境内地面積 
 二百七十二坪、山林面積
氏子戸数 
 二六戸
菅原道具  
参議是善の第三子なり
 人皇六十代醍醐天皇立ち給うや、右大臣に任ぜられ
 藤原時平と翔並んで政務に与るに至れり。宇多法皇密に天皇と謀りて道真を関白とし給うや、道真固辞し奉る。是に於いて時平以下之を嫉み相結びて纔言すらく、道具異図を抱き、斎世親王を擁立せんと謀ると。是に於いて大宰権帥に左遷せらる。道真誠忠の志をかえず謫所に在ること三年門を閉じて出でず、文墨に自適し延喜三年(903)二月二十五日遂にに配所に崩ずる、年五十九なり。
其の著に三代実録、百家文章、類聚国史、新撰万葉集、菅家後集等あり。道真薨ずる後京都に度々異災ありたれば、世人その崇なりとなす、天皇大に悔い給いて延長元年(923)道真の本官を迫復し正二位を贈り、又左遷に関する文書を焚毀せしめ給えり。京都市元官幣中社北野神社の御祭神で、文学誠忠の神として全国至る処に天神社、北野天神社として国民哲仰の中心となっている。(編者記)

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