山梨県の歴史 慶応三年(1867)
『山梨郷土史年表』山梨県郷土史研究会編 昭和56年刊
*上旬諸物価急上昇(カツコ内は前年価格)
玄米1俵4両(3両3分)
麦1俵4両(3両2分)
大豆1俵2両3分(2両2分)
小豆1俵3両1分(1升1貫400文)
木綿1玉1両1分余(1両1分)<落合村新津日記>
*6・10甲府勤番支配を甲府小普請組支配と改称し以後一人役とする。
:銭相場を下げて
甲金1両につき9貫100文,小判金1両につき7貫733文とする。
*甲府上米京1升664文・中米京1升633文・豆腐1丁80文の相場
*9・3奏者番犬久保加賀守忠礼が,松平右京亮に代わり甲府城代に任命される<慶実>
*9・26老中以下諸役の足高・役料・役扶持等を廃して役金に改め,甲府城代2000両、甲府小普請1500両、甲府奉行1500両とする。<慶実>
*10・18巨摩郡鰍沢村に天照皇大神の神礼が降下する<万歳村深沢五郎作諸事控帖>
以後国内に同じ様なことが続く。
*11山梨・巨摩・八代三郡村々より天領三分代官所に対し、大小切穀代据え置きの嘆願書を提出し、更に出張中の幕府普請方菊菜仙太夫にも提出する。
*『甲府遺宝』が出版される。