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Channel: 北杜市ふるさと歴史文学資料館 山口素堂資料室
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北杜市大泉町の著名人 森越氏 山田瑞穂氏 浅川氏 平井氏 

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北杜市大泉町の寺子屋 
森越家塾
 森越氏(宮下)は世襲の神職で代々近郷の子弟を集めて家塾を開き、森越義苗、義樹、義教、竜丸と相継統して、安永年間から明治初年まで和漢の学を教え、子弟の教化に当たった。
浅川五郎右衛門家塾
谷戸城南農家の人で、文政頃から文久年間にかけて、里塾を開いた。死後、一同その徳を慕い功績をたたえ、門下生によって筆塚が建てられた。句碑に、
 「小豆つぶ 豆つぶになれ 梅の花」が、ある。
平井喜七家塾
大芦に生まれ、学を修めて撃の素養が深く、天保十四年自宅に塾を開き、明治六等制がしかれるまで四書五経文選往来等で多くの子弟を訓育した。
そして明治六年谷戸学校が創設されるに及び初代校長として学令時代の混沌たる苦界に泉校の校風晶立し、児童の教育に当り、多大の功績を挙げる。
山田水穂家塾
安政元年より明治の初めまで西井出の子弟を教育し、明治七年西井出の井出学校が創設されるや教場において教鞭をとり、村民の薫化にあたった。屋敷前に寿碑が建てられている。
 「月花をめづる暗もさす竹の 君のめぐみを夢な忘れそ」がある。
茅野真道家塾
氏は天保元年下井出に生まれ、長じて神官となり、八ヶ岳神社などの両官をつとめ、また、医業を開き、特に明治三十年夏の赤痢病の発生や谷戸部落の水害時に労をいとわず医術を施した。また、文人でもあり、家塾を開いて子弟の教化につとめるなど、宗、医、教の村づくりを行い郷篤教化につくした。
 昭和四十年有志により顕彰碑と並んで歌碑も下井出部落の道路協に建立した。
霜あられ 深雪の中ゆ咲く梅の 
はなの心を知る人や誰 雪中の寒梅といえることを 真道」
と、刻まれている。

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